癒しのインテリア
おうちはホッと安らげる空間が一番ですよね。ここでは和める癒しのお部屋づくりのコツについてご紹介いたします。
01.和の良さ「低さ」を取りいれた暮らし方
「ホッ」とした気分を味わえるとき。例えば、お風呂に入ったその一瞬。例えば、懐かしいなぁと感じるモノにであったとき。例えば木の香りがほのかにする場所。例えば、畳の和室にゴロンと大の字で寝転んでみたとき。と、ちょっと強引かもしれませんが、和の感じってなんだか心落ち着きませんか? そこで、現代のインテリアスタイルに、日本人の慣れ親しんできた和の感覚をプラスしたインテリアはどうでしょうか?和の良いところはその「低さ」にあると思います。暮らしの目線を今よりも少し下げてみることで空間に「ゆったり」感が生まれます。
02.お部屋スッキリ広々効果
同じ面積の部屋でも、目線の位置で広さの感じ方はまったく違います。低い位置から見れば、狭くて天井の低い部屋でも広々と見えてしまうのです。また、家具も座面高の低い椅子やソファー、テレビやオーディオなどの収納家具も高さを押さえて配置してすることで床に座ったとき、圧迫されません。壁も低い家具にすることで大きく空くため開放感を与えてくれます。天井をより高く見せるには、カーテンや空いた壁の飾りにストライプなどの縦のラインを配してみると効果的ですよ!
03.好きなポーズでくつろぐ、安らぐ
床に近い暮らしは、くつろぎのカタチの可能性が広がります。座って脚を伸ばしたり、のびのびしたり、膝を抱えて座ってみたり。気軽に使えるフロアクッションで、ゴロゴロと心ゆくまで寝転んでみることも♪床は、座布団・座椅子・クッションを置くだけで、どこでも座面となり、気軽に移動することができる気軽さがあります。ソファーも座面の高さが低いもの選ぶとくつろぎ感もアップします。全体の高さを抑えたスタイリングだからこそ、奥行きゆったりのソファーも圧迫感なく置くことができます。ソファーの上で横になってお昼寝するのにも座面が広いと窮屈せずにびのびくつろげますよね!また、低いソファーだからこその利点も。座面が低いことで床座の人との目線の高さも近くなるので、会話しやすくなるのもポイントです。
04.何人来ても大丈夫、空間づかいは自由自在
お客様をリビングでおもてなし。そんな時も床座を取り入れることで、人数を気にする心配も少なくなるのではないでしょうか。来客に備えて用意するのは、座布団や座椅子。どちらも使わない時は、スペースをとらずに収納できるところが魅力的です。好きな場所で思い思いのくつろぎスタイルでリラックス!
05.「自然」を室内に取りいれる
インテリアの中での自然といえば、観葉植物やフラワーアレンジメントなどが挙げられます。また、外とのつながりである窓は、一番部屋の中でも視線が集まりやすいポイントでもあります。部屋の入り口からの視線の通り道を遮らない家具の配置と窓周りをスッキリとまとめることにより、より開放的な印象になります。また、家具の素材も天然木や綿、麻などの自然材料で仕上げられているインテリアアイテムには温もりを感じますよね!例えば、自然素材の代表とも言えるのがアジアンテイストの家具。東南アジアのジンジンと照りつける太陽、高温多湿の気候、深いジャングルで育った自然素材でつくられた家具は、温もり感たっぷりのやさしい印象です。そのアジアン家具でまとめられた空間は、心落ち着かせるヒーリング効果があります。
06.癒されるお部屋のGOODカラーは?
病院や教育施設などでは、アイボリー色を基調に、淡いグリーンやパステルピンク色を指し色に使った空間をよく見かけると思いませんか?その理由には、グリーンとピンクに他の色よりも高いリラックス効果があると言われているからなのです。落ち着きとやすらぎを感じさせる色グリーンには、安定感や平常心を取り戻す効果があると言われています。また、幸せとリラックスを促してくれる色ピンクは、内分泌線のアドレナリンの分泌を促進させるため、心や体の筋肉をリラックスさせてくれ、心身の働きをスローダウンさせてくれる効果があると言われています。